日常生活で家事や仕事をしているときに、肘の内側が痛くなったり、若しくは外側が痛くなる場合は、内側上顆炎(テニス肘)か外側上顆炎(ゴルフ肘)の可能性があります。

どんな症状?

内側上顆炎では、主にドアノブを回すと痛む。手のひらを上にして物を持ち上げる動作で肘の内側が痛い。
外側上顆炎では、主に物をつかんで持ち上げる動作の時に肘の外側から前腕にかけて痛い。
両者に共通している症状は、雑巾を絞った時にそれぞれの場所に痛みが現れます。

なぜ痛くなるのか?

指先をよく使う→指を動かす筋肉を酷使し、肘の内側もしくは外側にストレスが加わる→腱の付着部が損傷・炎症を起こす→内側上顆炎もしくは外側上顆炎

どうしたら治るのか?通院頻度は?

まずは安静が第一!使いすぎて炎症を起こしている部位を休ませる。サポーターの着用をお勧めすることもあります。

当院では肘に電気治療器やスーパーライザーを当て除痛を促し、関連する筋肉をマッサージして緊張を緩めてストレッチを行っていきます。
早い改善のため週2回以上は来院して頂いた方が良いです。

特にスーパーライザーは効果があり、早期回復に繋げられます。痛めた患部に直接照射し、痛みを起こしている神経の興奮を抑え、損傷部の血流を促し、治癒力を最大限にアップさせます。通常の施術に加えて照射するのが一番望ましいですが、毎日スーパーライザーだけを当てに来ていただいても結構です。(治療費もスーパーライザー代のみ1回500円)

患部の状態も診たいので2週に1度は通常の施術も受けてください。
重症な場合には必要に応じて整形外科で局所麻酔薬とステロイドの注射を勧める事もあります。お気軽にご相談下さい。
スーパーライザーは血行を促進し痛みを和らげ治癒力を高める副作用のない安全な治療器で、普段の施術と併用することでより早い回復が望めます。

日常生活での注意点

・肘に負担のかかる動作を控える。(スポーツを休む、重い物を持たない、手を使いすぎない等)
・肘のサポーターを装着する。
・ストレッチを毎日行う。
個人差はありますが、上記の治療を大体2か月ほど続けて症状が改善し楽になった方が多くおられます。

早く回復し痛みのない生活が送れるように一緒に頑張って治療していきましょう!

 

大津市堅田・真野にあるさくらい整骨院~腰痛・膝痛に特化~交通事故治療も可能~スポーツ外傷も得意~アットホームな整骨院です