肘の痛み(内側上顆炎・外側上顆炎)
用事をしていると肘の内側が痛い、若しくは外側に痛みがある場合は内側上顆炎(テニス肘)か外側上顆炎(ゴルフ肘)の疑いがあります。

どんな症状?
内側上顆炎では、主にドアノブを回すと痛む。手のひらを上にして物を持ち上げる動作で肘の内側が痛い。
外側上顆炎では、主に物をつかんで持ち上げる動作の時に肘の外側から前腕にかけて痛い。
両者に共通している症状は、雑巾を絞った時にそれぞれの場所に痛みが現れます。

なぜ痛くなるのか?
パソコンでよく文字を打つ→肘の外側にストレスが加わる→腱の付着部が損傷・炎症→外側上顆炎

どうしたら治るのか?
まずは安静が第一!使いすぎた部位を休ませる。
当院では肘に電気治療器やスーパーライザーを当て除痛を促し、関連する筋肉をマッサージして緊張を緩めてストレッチを行っていきます。

通院頻度は?
早い改善のためには、週2回以上来院して下さい。
特にスーパーライザーは効果があり、早期回復に繋げられます。通常の施術に加えて照射するのが一番望ましいのですが、毎日スーパーライザーだけを当てに来ていただいても結構です。(治療費もスーパーライザー代のみ)

患部の状態も診たいので週に1度は通常の施術も受けてください。
重症な場合には必要に応じて整形外科で局所麻酔薬とステロイドの注射を勧める事もあります。お気軽にご相談下さい。

スーパーライザーは血行を促進し痛みを和らげ治癒力を高める副作用のない安全な治療器で、普段の施術と併用することでより早い回復が望めます。

日常生活での注意点
・肘に負担のかかる動作を控える。(スポーツを休む、重い物を持たない、手を使いすぎない等)
・肘のサポーターを装着する。
・ストレッチを毎日行う。

個人差はありますが、上記の治療を大体2か月ほど続けて症状が改善し楽になった方が多くおられます。
早く回復できるよう一緒に頑張りましょう!

何か気になる事やご質問等あればお気軽に相談下さい。